国際ロジスティック学会日本支部(SOLE Japan)の紹介
国際ロジスティクス学会日本支部(SOLE Japan-The International Society Logistics Japan Chapter)は、米国に在る、ロジスティクス技術や管理技術の教育や科学性を高めるための活動をしている非営利団体であるThe International Society Logistics(国際ロジスティクス学会)に所属するメンバーを中心に、日本におけるロジスティクス技術を研鑽している団体です。
SOLE Japanは1978年(昭和53年)4月から活動をはじめ,分科会に分かれて専門的な知識や技術を高めることを目的として活動しています.また,毎月フォーラムを開催し,日本支部会員及びロジスティクスに興味のある方や専門家をお招きするなどして意見交換を行っています.
ロジスティクスとは、ライフサイクル全体を通じてシステムの効果的かつ経済的な支援を保証するために必要な全ての要素の複合体であり、その最終的な目的は、対象とするシステムが意図したとおりに機能し、必要な時に利用でき、かつ使用期間中は費用対効果の高いシステムを設計および開発することです。の検討をシステムの開発後に実施するのではなくシステムの開発中に実施することによって、パフォーマンスだけでなく支援性が良くて運用コストも安いシステムを開発することが可能となります。
この技術は、1980年代に米国防総省で確立、実証され、1990年代に標準化、規格化され、民間や国際的に幅広く受け入れられ、21世紀以降のシステム技術の発展に大きな影響を及ぼしております。今日、パフォーマンスだけでなく、ロジスティクス等の他の要件も含めた設計開発を行ってシステム最適化することは世界の常識になっていると考えられます。
当学会では、このようなロジスティクスのエンジニアリングとマネジメントの技術を中心としたロジスティクス技術の研鑽に努めております。